SMART AIM|住まいとお金のコラム
金利が動く今、家はどう選ぶ?
住宅購入で知っておきたい
「価格」と「返済」の考え方
2026年9月14日時点の公表情報をもとに作成
こんにちは、スマートエイムです。「金利のニュースが気になるけれど、家を買うこととどう関係するの?」「今は購入を待ったほうがいい?」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
住宅購入では、物件価格に目が向きがちですが、住宅ローンの金利によって毎月の返済額も変わります。だからこそ、今の情勢を知りながら、購入後の暮らしまで見据えた予算を考えることが大切です。今回は、金利と住まい選びの関係を、具体例とともにわかりやすくご紹介します。
01|今、金利はどうなっている?
日本銀行は2026年7月31日の金融政策決定会合で、政策金利にあたる無担保コールレート(翌日物)を1.0%程度で推移させる方針を示しました。ただし、この数字が、そのまま個人の住宅ローンに適用されるわけではありません。
住宅ローンの金利は、金融機関や商品、審査結果、借入条件によって異なります。例えば、住宅金融支援機構が公表する2026年9月の【フラット35】では、借入期間21年以上35年以下・融資率9割以下・新機構団信付きの場合、最も多い金利は年3.460%です。金利引下げメニューや加入する団体信用生命保険などによって、実際の条件は異なります。
ここがポイント
ニュースの「政策金利」と、住宅ローンの「適用金利」は別の数字です。比較するときは、同じ借入期間・借入額・保障条件で確認しましょう。
02|変動金利と固定金利、どう考える?
変動金利型は、借入期間中に適用金利が見直されるタイプです。金融機関の基準金利などを通じて金利情勢の影響を受けるため、借り始めの返済額だけでなく、将来金利が上がった場合の負担も考えておく必要があります。見直しの時期や返済額の扱いは、商品ごとに確認しましょう。
一方、全期間固定金利型は、借入時に決まった金利が完済まで変わらず、返済の見通しを立てやすい点が特徴です。「10年固定」など一定期間だけ金利を固定するタイプとは仕組みが異なり、固定期間選択型では期間終了後の条件にも注意が必要です。
どちらが合うかは、貯蓄額や今後の教育費、収入の見通しによっても変わります。目先の金利差だけで決めず、「負担が増えたときに対応できるか」「支出をどこまで確定させたいか」を、ご家族で話してみると整理しやすくなります。
03|金利差で、毎月の返済はいくら変わる?
ここでは、金利による違いを見るために、4,000万円を35年間、元利均等返済・ボーナス返済なしで借りる場合を試算しました。下記は比較用の仮定であり、実際に提供されている商品の金利を示したものではありません。
| 仮定の年利 | 毎月の返済額 | 年1.0%との差 |
|---|---|---|
| 1.0% | 約112,914円 | ― |
| 1.5% | 約122,474円 | 月約9,560円増 |
| 2.0% | 約132,505円 | 月約19,591円増 |
※各金利が借入当初から35年間変わらないと仮定した概算です。手数料・保証料・保険料等は含みません。借入途中で金利が上がった場合の返済額を示すものではなく、金融機関の端数処理などによっても異なります。
この条件では、年1.0%と年2.0%で毎月約2万円の差が生まれます。同じ価格の家でも、借入条件によって家計への影響が変わることがわかりますね。購入予算を考えるときは、少し高い金利でも試算しておくと、無理のない範囲を考えやすくなります。
04|「金利が上がれば家は安くなる」とは限らない
金利が上がると、同じ返済予算で借りられる金額は小さくなるため、購入を慎重に考える動きにつながる可能性があります。ただし、そこから「物件価格も必ず下がる」とは言い切れません。これは金利と購入予算の関係から考えられる影響であり、今後の価格を予測するものではありません。
実際の住まい選びでは、エリアや駅からの距離、建物の状態、周辺の売出物件なども比較したいところです。「全国のニュースで見た動き」と「自分が探している地域の物件」が同じとは限りません。相模原で探す場合も、希望エリアで似た条件の物件を見比べ、価格と住み心地の両方を確かめていきましょう。
05|買い時は、家計と暮らしも合わせて判断
購入後には、ローン以外にも税金や保険料、修繕に備える費用などが必要です。マンションでは管理費や修繕積立金、必要に応じて駐車場代なども加わります。住宅費を払った後に、生活費や将来の貯蓄をどれくらい残せるかまで確認しておきたいですね。
住まい探しを始める前の3つの確認
- ローン以外も含めた毎月の住宅費を出す
- 金利や生活費が増えた場合も試算する
- 購入後に残す貯蓄と、今後の大きな支出を整理する
金利の先行きを完璧に当てることはできません。だからこそ、「今なら絶対にお得」と急ぐよりも、今の条件で無理なく暮らせるかを確かめることが大切です。住み替えたい理由や希望の時期も含めて、ご自身にとって納得できるタイミングを考えてみてください。
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参考情報・出典
※掲載情報は2026年9月14日時点。金利・商品条件は変更される場合があります。実際のお借入れにあたっては、金融機関の最新条件をご確認ください。














